アパートで退去したあとの原状回復工事について
悩んでいるオーナーに見てほしい内容です。
退去後の室内リフォームは何を優先すればいい?
退去後の室内リフォームは、細かな部分までやっていると
かなり費用がかかってしまいますよね。
本当にキリがありませんし、借家業は出来るだけ
費用をかけずに貸すことが重要だと思います。
では、室内リフォームの項目で何を優先させればいいのでしょう?
単身アパートでもクロスをすべて張り替えていると
10万円以上かかることが多いので、家賃の2ヶ月以上になってしまいます。
これは私の感覚ですが、単身アパートで2年未満の退去の場合には
原状回復工事費用は、10万円ぐらい、2年以上入居後の退去の場合には
10万円以上20万円未満といった指標です。
工事の項目も、クロス張替えや床のクッションフロア張替えなどは
極力やらずに、クロス塗装やクロス洗浄を積極的に使うなど
工事単価を減らす努力をします。
逆に、トイレの上や洗面室の上に棚を設置して
物を置けるようにしたり、コンセントカバーやスイッチが古い時には
今風のオシャレなスイッチに交換する費用は惜しまずにやります。
これは、部屋探しの方が部屋をみたときのイメージを大切にしているためです。
つまり、物件が古くなっても室内がきれい(新しいのではない)であれば
内覧者がこの部屋に住んでみたいと思うからです。
その室内がきれいと感じてもらえるような目線で
退室後の原状回復工事の項目を考えるといいでしょう。
・壁や天井のクロス
・床のクッションフロア―
・スイッチカバーやコンセントカバー
・設備(照明器具やドアノブ等)
・ドアや窓枠→塗装やダイノックシート張り
など、
上記の目線で工事の内容を考えるといいと思います。
ぜひ、参考にしてみて下さい。