不動産の売却査定の方法やコツ 路線価格を自分で調べる 見方マニュアル

スポンサードリンク




不動産物件を持っているとか、売りに出ている物件を購入しようか検討する際に、不動産会社へ売却査定をする人が一般的ですが

実は、自分で調べて売却査定をする方法があります♪

調べる方法は、いろいろとありますが

一番簡単なやり方としては、路線価格を調べて査定する方法です。

路線価格をご存知ない人は、→こちらを見て下さい。

 

路線価格 国税局サイト

→国税局が出している路線価格が分かるサイト

 

それでは例を上げて路線価格を調べる方法を見ていきましょう

それでは誰でも知っている東京スカイツリーの近くの路線価を見てみますと
東京スカイツリーの周辺住所→東京都墨田区押上1丁目1付近

東京スカイツリー

→グーグルマップです

東京スカイツリー付近 路線価格

 →路線価格の地図です(クリックすると拡大します)

路線価格の地図は、通常の地図と違って慣れないと見にくいですが、住所は所々に記載されているので、分かります。

 

上記の路線価格地図の中に赤い線で囲んだ数字をご覧下さい。

270Dと書かれています。これは、平米(㎡)当たり270,000円ということを意味しています。
Dは借地権割合ですので、ここでは省略します。
(1㎡=0.302500坪)
(1坪=約3.3㎡)
→詳細の路線価図の説明はこちら!!

 

[deco_bg image=”paper3″ width=””]ということは、この付近で土地を50坪持っていたとしたら

270,000円×3.3㎡=891,000円

1坪当たり891,000円になるので、50坪を掛けると

891,000×50坪=44,550,000円[/deco_bg]

 

つまり、4,450万円の土地の価値があるということになります。

もちろん、実際は建物が土地の上にあったりすると、価格は変わりますが、土地が更地だとしての指標価格は、分かります。

売れるかどうかというと実際には

人気がある地域ですと路線価格より数倍になっていたりすることもありますし、地方の過疎化地域になると路線価格でも売れないこともありますので一概には言えませんが、私が経験した中では、大体この路線価格を参考にすれば市場に合っていると言えます。

不動産会社の売買担当の方もこの路線価格を用いて売却査定書も作っている会社もあります。

私が言いたいのは

自分である程度の価格を知るという指標を持つことが大切です。

指標を持たないで、不動産会社へ売却査定をしれもらって説明を受けても分からずに何となく分かったということになり、実際より安く売ってしまったりすると後から悔やみますから・・・。