アパートの共益費の考え方 共益費の内訳が知りたい⁉

清掃 アパート 初めての不動産投資

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アパートの共益費の考え方について

情報をまとめてみました。

 

 

アパートの共益費について

アパートの共益費は、共用部分の維持管理費という意味合いが強いです。

 

一般的に共益費から支出する費用としては

・共用電気料
・共用水道料
・日常清掃費
・定期清掃費
・ゴミ処分費
・浄化槽維持管理費

が主なものです。

 

マンションタイプになれば、上記に追加して

・エレベーター料金
・受水槽清掃費
・防犯カメラ
・火災報知器点検
・ケーブルテレビ料金

などがあります。

アパートより、マンションタイプが共用部分にかかる費用が多くなるため
共益費が高くなるのは、そのためです。

そのほかにも、自治会費や水利組合費など、地方によって
いろんな名目でかかってくる費用もあります。

 

よく共益費を家賃に含めてしまっているアパートもありますが
考え方としては、家賃の何割かが共益費として使用していることに
なります。

 

 

共益費の設定方法

1棟アパート 10戸 の場合

・日常清掃2回 10,000円/月
→10,000円÷10戸=1,000円/戸・・・A

・ゴミ処分費   10,000円/月
→10,000円÷10戸=1,000円/戸・・・B

・共用電気料金 2,000円/月
→3,000円÷10戸=300円/戸・・・・C

・共用水道料金 2,000円/月
→2,000円÷10戸=200円/戸・・・・D

・浄化槽維持管理費 30,000円/年間
→30,000円÷12ヶ月=2,500円/月
→2,500円÷10戸=250円/戸・・・・E

上記を合計すると
A+B+C+D+E=2,750円/月

戸当たり、2,750円の共益費が毎月かかってくることになります。

共益費の設定としては、3,000円にすることで
各維持管理費をまかなえることになります。

この考え方は、満室の場合を想定して
それにかかる共益費をどのぐらいに設定するかという
あくまで考え方になります。

現在、どんな費用かかかっているのかを再調査して
共益費の設定が今のままでいいのかどうかを
調べてみるのもいいかもしれませんね。

ただ、あまり共益費を高く設定すると
入居者から高いイメージに見られてしまい
入居率が悪くなることもあります。

 

長期修繕計画 アパート

アパートタイプ → 3,000円から4,000円

マンションタイプ→ 4,000円から6,000円

これが一般的な共益費の価格です。

ぜひ、参考にしてみて下さい。