世の中には不動産王なんて言葉がありますが、不動産と聞くとなんだかお金持ちのイメージがありませんか?
不動産王は無理でも不動産オーナーになりたい!と思ったことは一度くらいあるのではないでしょうか。
そんな不動産オーナーですが、実際のところ儲けやリスクはどうなのでしょうか?
不動産オーナーの勝ち組、負け組の分かれ道はどこでしょうか?
今回は金持ちオーナーと貧乏オーナーの差についてまとめてみました。
貧乏オーナーの失敗とは?一体何がいけなかったの?
情報化社会の今、個人でも不動産投資に関する知識や競売物件などの情報を手軽に入手できるようになりました。
不動産投資に関しても一定の資産があるお金持ちがするもの、というイメージからだいぶん身近なものになってきたのはないでしょうか?
昨今の年金問題から退職金を元に、定年後に不動産投資を始める人も増えているそうです。
しかし不動産は一般的にミドルリスク・ミドルリターンの世界。
上手くリターンを得られている人もいれば失敗してしまう人も当然いるのです。
失敗の原因は様々ですが、どのような事例があるのでしょうか?
①賃貸需要を見誤った
これはそもそもリスクとして一番最初に考えておくところですが営業マンの言葉を鵜のみにして投資してみたものの、やっぱり甘くみていた!と現実をつきつけられて後悔するパターンです。
投資前はどうしても自分に都合の良い情報を信じてしまうので、いざやってみると思ったような需要がなく、結果的に想定利回りを大きく下回ってしまうケースです。
②想定外の出費(維持費)がかさんだ!
中古物件は初期費用が安いのですが、修繕積立金や管理費が高くなる傾向にあります。自分の想像以上に建物が劣化していた場合、思わぬ出費がかさむことがあるようです。
③想定外の出費(空室によるリフォーム代や広告費)がかさんだ!
空室が出るたびに部屋のリフォームや募集の為に広告費がかかってしまい想定外の出費となることがあるようです。
空室リスクは、その期間の家賃収入が0になるだけでなく、新たな出費が発生してしまうのです。
いざ赤字になってからしぶしぶ不動産を売却しようとしても、そのような物件は思った価格で売れることが少ない為、完全に貧乏オーナーまっしぐらです。
金持ちオーナーになるには?成功者に共通している特徴は何?
それでは不動産投資で成功しているパターンとはどのようなものでしょうか?
先程の失敗事例を上手く回避していると考えられますが、まずはどのようなことに気を付ければ良いのでしょうか?
①不動産屋の営業マンの言葉を鵜のみにしない
基本ですよね!やはり自分の頭で考えることが一番大事です。
もちろんプロの意見なしに0から自分で、というのは非常に効率が悪いです。
効率が悪いばかりか、思い込みにより想定外の失敗にも繋がります。
極端な方法を取らず、まず最初はプロの力を借りましょう。
その上で簡単においしい話は転がっていないことを肝に銘じながら、リスクとリターンについてしっかりと自分で勉強して考え、判断することが重要です。
②自分に合った不動産会社を選ぶ
単に物件の利回り等の指標を判断材料にしがちですが、不動産会社にも色々特徴があります。
投資する為の目的や手持ちの資産によって投資スタイルも変わってくると思うので、まずはどのような投資をしたいかイメージしてから不動産会社に相談するのが成功への近道かもしれません。
③物件購入後も勉強や情報収集を怠らない
購入してしまえば、後は自動でお金が増える!
と考えていると例え一時的に成功したようにみえてもどこかで失敗の道をたどる可能性が高いです。
周囲の環境変化や災害発生など、不動産経営には常にリスクが付きまとっています。
購入してしまえば安心!ではなく、購入後も今後のリスクに備え常に対策を考えておく心構えが必要です。
まとめ
不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンの世界。
金持ちオーナーと貧乏オーナーの差は大きくなりがちです。
成功する為には楽をしたいという考えを捨て、上手くプロの手を借りながら日々自分で判断出来る知識・情報を欠かさないことが一番の秘訣でしょう。